茨城こどもECHOゼミナールが目指すもの

 

茨城こどもECHOゼミナール 代表

茨城県立こども病院 小児超音波診断・研修センター

                      浅井 宣美

 

 

 

 小児超音波に求められているものは何か?

間違いなく「超音波検査」ではなく「超音波診断」です。

小児科診療における超音波の現状(主に腹部)としての問題点は次の3点です。

 ① 知識があってもエコーが使えていない小児科医、小児外科医 

② エコーはできているけど臨床知識が足りずに十分な情報提供ができていない検査技師、放射線技師

③ 検査時、患児およびご家族とコミュニケーション(アナムネ)をとらずに黙々と走査・撮像する検査スタイル

上記の 3点は、エコーを挟んで臨床側と術者のディスカッションが日常的に行われる環境になることで劇的に改善します。

医師でも技師でも術者は必要十分な走査、所見の解釈、そして評価を行い、最終的な診断に近づくようにする手段が本来の超音波診断技術であると思います。

我々茨城こどもECHOゼミナールのスタッフは超音波を依頼された医師の想像を上回る結果を示すことを目指しております。

それは、優れた画像を描出するだけでなく、何を証明したいのか、どうやったら証明できるのかを突き止めることで達成が可能です。技術が未熟でも目指し続けることが重要で、職種に関係なく「わからない」を追求することが必要不可欠であると確信しております。

自らのスキルを上げようという心意気があれば、どなたでも参加資格は十分であり、仲間であると思っております。

 

今回は6月18, 19 日に2つのゼミナールをご用意しました。

関節エコーハンズオン (6月18日19:00 ~ 21:00) ZOOM によるハンズオン・セミナー

                      参加費 無料 (オンデマンドで1ヶ月間ご視聴が可能)

第34回日本小児救急医学会学術集会 ハンズオン・セミナー

                     (6月18日17:00 ~ 18:50) 講演

           (6月19日15:30 ~ 17:30) ZOOM によるハンズオン・セミナー

           参加費 3000円 (オンデマンドで1ヶ月間ご視聴が可能)

 

関節ハンズオンの無料はもちろん、日本小児救急医学会学術集会 ハンズオン・セミナーの3000円はかなりお得です。

関節エコーハンズオン(ZOOM) 前半は浅井が担当します。関節に興味を持っていただくための初心者向きの内容です。(関節を直接みてください)

後半は荻窪病院血液凝固科 長尾梓先生による血友病における関節エコーのハンズオンが含まれたセミナーで、間違いなく必見です。オンデマンドで何回でもじっくりご覧になってください。

第34回日本小児救急医学会学術集会 ハンズオン・セミナーは18日が講演、19日がZOOMによるハンズオンとなっております。

18日の講演内容は今後の茨城こどもECHOゼミナールの方向性を示しています。なかでもPOCUS は今後の小児救急医療に大きな役割を果たすことは明らかで、当ゼミナールでも「戦略構想の中核」として展開してまいります。

「明日から使える小児臨床超音波」「エコーは検査じゃない・・・」小野友輔先生、吉元和彦先生による名物講演です。

19日はZOOMによるハンズオン・セミナーです。前半は城戸先生の入門講座「胃腸炎」どのような内容なのか私も知りませんが、「なるほど」と思わせることをやるでしょう。

最後に「腸回転異常症」。どこまで掘り下げてやれるのか、自分自身への挑戦です。

関節ハンズオン・セミナー、日本小児救急医学会学術集会 ハンズオン・セミナー 何れも1ヶ月間オンデマンドで視聴が可能です。

しつこいようですが、タダと3000円です。

また、まもなく茨城こどもECHOゼミナールはNPO法人化され、将来的には国内各都市でハンズオン・セミナーなどを開催し、皆様により身近な存在となるよう準備を進めてまいります。

SARS-Covid2が落ち着き次第、face to face のハンズオン・セミナーを再開しますので、1日も早く終息し、楽しく学べる日を迎えられますことを切に願っております。